ブログを始めようかと思ってるんだけど、レンタルサーバーってどれを選んだら良いの?
調べてみたら種類がいっぱいあるみたいだし、違いも全く分からないんだよね。
こんなお悩みを解決します。
- レンタルサーバーとは
- レンタルサーバーの種類と費用
- 個人ブログなら共用サーバーがおすすめ
結論から言うと、個人でブログを立ち上げるなら共用サーバーがおすすめ。
なぜなら、コスパが最も高く誰でも簡単に始められるからです。
専用サーバーやVPSのようなレンタルサーバーは上級者向きでして、専門知識や高いコストを支払う必要があります。
間違ったレンタルサーバーを選んでしまうとお金の無駄になりかねないので、きちんと違いを理解しておきましょう。
レンタルサーバーとは【データを保存する巨大なPC】
レンタルサーバーは「借りて利用できるサーバー」で、ホスティングサービスとも言われます。
簡単に言うと、データを保管・共有するための大容量のHDD/SDDを備えたパソコンのこと。
ブログやネットショップを公開するときにはサーバーが必要でして、
借りずに自分でサーバーを持つと、機材購入・管理・メンテナンスなど費用や手間がかかります。
そこで、レンタルサーバーの出番。
一定の月額料金を支払うだけで、費用や手間を大幅に省き簡単にブログやネットショップの公開ができます。
サーバーの仕組み
サーバーを簡単に説明するとサイトやメールの情報を「保存・送信」するものです。
例えば、パソコンやスマホのブラウザから「この情報が欲しい」というリクエストを受けると、サーバーに保管している情報を探して送り出します。
サーバーを超ざっくり開設した図が↓です。
普段意識はしていないと思いますが、パソコンやスマホでインターネットを利用してサイトを見るときは、↑の手順をとっています。
レンタルサーバーでできること
サーバーの仕組みは分かったけど、レンタルサーバーでなにができるのか気になる方もいますよね。
そこで、レンタルサーバーでできることを紹介。
- ホームページ・ブログの公開
- アフィリエイトサイト・ネットショップの公開
- メールアドレスの利用
それぞれ1つずつ解説します。
ホームページ・ブログの公開
レンタルサーバーは主にブログ運営や会社のホームページ運用に利用されます。
もし、個人宅や自社でサーバーを運用すると管理や費用の負担をしないといけません。
しかし、レンタルサーバーであれば運営会社がセキュリティを整えているので、安心してすぐにブログ・ホームページを公開できます。
アフィリエイトサイト・ネットショップの公開
有料レンタルサーバーであれば、商用利用可能なものがほとんどです。
なので、サイトに広告を貼って収入を得るアフィリエイトサイト、商品の販売を行うネットショップの公開・運営ができます。
メールアドレスの利用
レンタルサーバーを契約すると独自のメールアドレスを利用できます。
もちろん、Gmail、Yahoo!メールのような誰でも無料で利用できるフリーアドレスもありますが、架空の名義の作成や簡単に解約できるので、信頼性が大切なビジネスには向きません。
しかし、独自のメールアドレスなら契約時に個人情報を伝える必要があったり、簡単に変更できないので信頼性が高く商用利用に向いています。
その他
レンタルサーバーは他にも
- 非公開コミュニティの作成
- 独自ドメインの利用
- Webアプリの公開
のようなサービスを提供するために利用されています。
レンタルサーバーの種類と費用
ここからは、レンタルサーバーの種類と費用について解説。
レンタルサーバーは大きく以下の4種類に分けられます。
レンタルサーバーの種類 | 費用 | 使いやすさ | 他のユーザー の影響 | すぐ使える | セキュリティ |
---|---|---|---|---|---|
共用サーバー | ◎ | ◎ | △ | ○ | ○ |
専用サーバー | × | × | ◎ | × | ◎ |
VPS(仮想専用サーバー) | ○ | × | ○ | × | ◎ |
クラウドサーバー | △ | × | ○ | × | ◎ |
それぞれ1つずつ解説していきます。
共用サーバー
共用サーバーは1台のサーバーを複数人で借りるサービス。
例えるなら「1つのマンションに複数人で済む」イメージ。
安いコストで管理の手間も少ないので、個人でレンタルサーバーを利用するなら共用サーバーを選ぶ人が多いです。
専用サーバー
専用サーバーは1人1台のサーバーを借りるサービス。
主に大量のアクセスがある企業のHPや大規模なサイトの運営には専用サーバーが使われます。
共用サーバーと比較するとコストが高いですが、他の利用者の影響を受けないので安定した運用が可能です。
また、自分で設定を行う必要があるので、サーバーに関する専門知識が必要なので初心者には向きません。
VPS(仮想専用サーバー)
VPS(仮想専用サーバー)は1台のレンタルサーバーを複数人で使いますが、あたかも1人で1台のサーバーを使っているようにサーバーを使えるサービス。
簡単に言うと、共有サーバーと専用サーバーの中間にあるのがVPSと思って貰えればOK。
専用サーバーのように自由にカスタマイズができますし、共用サーバーのように複数人で1つのサーバーを利用するので安く使えます。
クラウドサーバー
クラウドサーバーは共用サーバー、VPS(仮想専用サーバー)のように1台のレンタルサーバーを複数人で使うサービス。
上記の3つのサービスよりも新しく、必要に応じて利用する機能を変更できます。
例えば、「ディスク容量・CPU・メモリ」を自由に割り当てて使えるため、「ディスク容量は少なく、CPU性能を高く」のようなケースでも柔軟に対応可能。
ただし、クラウドサーバーは従量制課金なので月々に必要なコストが分かりにくく、利用するためには専門知識も必要です。
なので、クラウドサーバーはAmazonやメルカリなどの大規模なサービスで利用されています。
個人でブログ運営をするなら共用サーバーがおすすめ
初めてブログを始めようとしたときにどの種類のレンタルサーバーを選んだらいいのか分からないですよね。
そこで、おすすめなのが「共用サーバー」でして、個人ブログならコレを選んでおけば間違いありません。
その理由は以下の通り。
- コスパが高い
- 管理が簡単(必要な知識0)
- すぐに使い始められる
それぞれ1つずつ解説します。
コスパが高い
共用サーバーのレンタル費用は月額1,000円程度が相場。
なので、月額数万円~必要な専用サーバーやクラウドサーバーを借りるよりも圧倒的にコスパが高いです。
さらに、ブログ運営に必要な機能も共用サーバーで十分に備わっているので、ブログ初心者でも簡単にブログを始められます。
管理が簡単(必要な知識0)
共用サーバーは他の種類のレンタルサーバーとは違い専門知識が0でも問題なくブログ運営ができます。
「セキュリティ対策・不具合の対処・メンテナンス」などはレンタルサーバー会社がやってくれるので、私たちはブログの運営に集中できるのが魅力。
他にも、Wordpressの簡単インストール機能やSSL化など初めて便利な機能が備わっています。
なので、初めてブログを作る方でもボタン1つで複雑な操作ができちゃいます。
すぐに使い始められる
共用サーバーは「申し込み~ブログの開設」まで初心者でも30分あれば完了しちゃいます。
それに対して、「専用サーバー・VPS・クラウドサーバー」は初期設定に時間がかかりますし、初心者が設定するのは難しいです。
なので、思い立ってからすぐにブログが始められる共用サーバーがおすすめです。
まとめ
本記事ではレンタルサーバーの種類・費用について解説しました。
簡単に本記事の内容をまとめると、
レンタルサーバーはブログやネットショップを公開するためには必須のツール。
大きくレンタルサーバーを分けると
- 共用サーバー
- 専用サーバー
- VPS(仮想専用サーバー)
- クラウドサーバー
の4種類に分けられる。
個人でブログを始めるなら最もコスパがいい「共用サーバー」がおすすめ。
WordPressの簡単インストールに対応しているサーバーであれば、申し込みから30分もあれば自分のブログが公開できるくらい初心者でも簡単です。
ただ、共用サーバーの中でもレンタルサーバーは多くの種類があって初心者が選ぶのはかなり難しいです。
そこで、【最新】レンタルサーバーの正しい選び方!比較すべき9つのポイントで私がレンタルサーバーを選ぶときに比較しているポイントをまとめました。
絶対にレンタルサーバー選びで失敗したくない人は是非読んでみてください。
ちなみに、私が利用しているConoHa WING
WordPressの簡単インストールもあるので初心者でも、30分もあれば簡単にブログの開設ができます。
詳しくは【初心者はコレ】ConoHa WINGの評判・口コミをレビュー!で解説しています。